留学から学ぶこと

留学から学ぶこと

留学は早いほうがいいか?

アメリカの大学へ行きたいので、高校から留学しておくべきか、また アメリカの高校3年生から留学をして、アメリカの大学に入りたい・・など高校から留学を意識し始める学生もいることでしょう。
まず、言えることはアメリカの高校を卒業目的で留学するのであれば、高校3年生からでは到底遅すぎるといえます。そもそも、私立高校では学校側が高校3年生を受け入れてはくれません。

 

高校3年から1年間留学とすると、これは交換留学の場合であれば、可能なことです。
交換留学とは、あくまでも国際交流が目的であり、異文化体験をし、日本に帰国してからその体験したことを伝えるというものです。これも経験としては素晴らしいことだと思います。

 

ただ、これは大学進学の勉強を目的としているわけではないので、目的をしっかりと理解するべきです。

 

さて、アメリカにはプレップスクールという大学進学の準備をする私立の高校があります。
では、アメリカの大学へ留学する前に、そのプレップスクールに入ってそこを卒業した方が有利かという話しになりますが、そう簡単なことではなく アメリカの私立高校の事情を理解する必要があります。

 

プレップスクールには、デイスクールとボーディングスクールの2種類あります。留学生の場合は、主に寮生活をすることになります。
この寮制の高校は、朝礼から自習時間、消灯など事細かに規制が決められているので、自由とは言えません。アメリカの広大な地には 豊かな自然が広がっています。
田舎から大きな町へ出るのに、車で2時間3時間もかかるところがたくさんあり、日本の都会のような娯楽もありません。

 

アメリカの私立高校へ留学するのであれば、まずはこのような事情を理解しなくてはなりません。アメリカの高校へ行ってもついていけずに日本に帰ってきたら、日本では中卒扱いになってしまいます。
中学3年、高校1年でアメリカ高校への留学を考えているのであれば、これまでの事情をしっかりと理解することです。

 

しかし、考え方を変えて 日本の生活をそのまま過ごすことは考えず、海外だからこそ味わえる環境、空気、自然にふれていくうちに自分の素顔と向き合えるチャンスでもあり、そこから見つけられる自分があるはずです。
考え方次第で、色々な経験を楽しむことです。

 

また、高校2年、高校3年の時点でアメリカ大学へ留学を考えている人は、今いる日本の高校でしっかり勉強をして、学力をつけて卒業してから大学入学の手続きをする方が、回り道のようでも確実な方法となります。
ほかには、日本各高校から 1週間ほどの短期の体験留学という募集もかけている場合もあるので、先生に相談して参加してみるのもおすすめです。
短期ではありますが、旅行とは違い、海外の大学の寮生活を体験できたり、英語のクラスで勉強したり、さまざまな貴重な体験ができるので、今後の自分への刺激になり 得るものがあると思います。

 

 

英語力か学力か

留学生の場合の大学入学には、どこでも最終学校の成績が重要で、その上でTOEFLの点数が見られます。
留学することを考えるとまず気になるのが英語力ということになりますが、大学はコンピュータでもアートでもそれぞれの先生は英語力を要求するわけではありません。

 

コンピュータもアートでもそのセンスを試されます。たとえばTOEFL550点でアメリカ史を全然知らない学生と、TOEFL450点でもアメリカ史をよく知っている学生では、あきらかに後者のほうが授業についていけるのです。
また、大規模大学で授業を受けるのと、小規模大学で親身にしてもらいながら授業を受けるのとでも、大きく違います。アメリカの勉強は予習が中心です。

 

クラスの初日に先生からシラバスという進行表が配られ、それをもとに予習をしてきているという前提で授業は進められます。
予習は教科書と教授から渡されるプリントを読んでおくことです。
 

 

教科書は細かくていねいに解説が書かれているので、それを読めばだいたいのことは理解できるようになっています。
年代や英語のスペルなど暗記しなければならないこともたくさんありますが、暗記力オンリーですべてを評価するわけではないのです。

 

試験にしても、日本のように記憶しているかどうかよりも理解しているかどうかを重要視します。
コンピューターやサイエンスにしても、ディスカッションとレポートが中心で、知識と発想力、独創性などが要求されるので、色々なことの知識があり、物事を考える力があってはじめて英語力が生きてくるのです。

 

しかし、それでも英語力に心配という場合、TOEFLの点数を上げたいというときには、日本の中学から高校1年生までの教科書をもう一度勉強し直すことです。

 

日本の教科書はよくできており、高校1年生までの教科書に基本的に必要なことはすべてまとめてあります。
こういう基礎能力があれば、大学に直接入学してもこなせる可能性はあります。

 

実際に留学が決まると、英語だけを勉強するということにもなりかねませんが、アメリカでは英語がコミュニケーションの道具であるので、英語ができなくては困ることは事実ではありますが、だからといって、英語ができればすべてが良しというわけではありません。

 

英語で授業を受け、生活することになるので、英語力はもちろん大切ではありますが、それ以上にアメリカでは考える力や学力があると授業にもついていきやすくなります。
英語ができないとなげやりに、神経質になる必要はありません。学力に自信をつけて、せっかく留学するチャンスがあるのなら、目指すことを実現し、時間も費用も無駄なく有意義にしてほしいです。 

 
 

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